お久しぶりです。令和初の投稿です。ブログ始めました宣言をして満足し、ここを放置していました、プログラミングヤクザです。仕事の話をしようにも、最近はブログにして面白いかつ外に発信しても怒られないネタがないので、趣味の話をさせてください。
この一年半年間の振り返りにお付き合いください。機材の選定方法や独学でカメラを学んでいる方法についても紹介しています。※機材の画像をクリックするとAmazonに飛びます。
EOS 80D レンズキット EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM
中学校のころから、親戚、友達が撮った写真をいじるのが好きでした。Photoshop CS4から触っていて、経験年数だけでいうと本業より長いです。UIは親の顔よりも見た。他人の写真ばかり見ていくと、俺ならもっと良い写真が撮れるという、謎の自信が溢れ出てきます。そして一眼レフに手を出してしまいました。2017年10月、初めてのカメラである80Dを購入しました。
カメラの選定ですが、とりあえず所持金で買える最高のものを買おうという方針で80Dに決めました。カードなどアクセサリ込みで15万円ほど。当時発売されたばかりの9000Dとで迷いましたが、「桁数が少ないDの方がいいよねっ」という謎の知識を駆使して80Dにしました。(補足:キヤノンのカメラの中では最高級とされているものは現在1D X Mark II、その次は5Dシリーズ、などのように数字が小さい方がスギョイ(語弊)というアレです)
買って1週間後に撮影したものがこちら。

ハイライトと赤色が飛んでいてフォーカスが若干ずれている初心者写真をLightroomで誤魔化すスタイル。現像とリタッチの経験があったので、カメラを買ってすぐRAWに切り替えました。「F値?なにそれ。シャッタースピードとISOでぶん殴ればなんとかなるだろ?」と思いつつ、写真を撮り始めたのです。まだ若かったなその頃は。ISO 4000って、本当にどうしてたんだ?
オートで撮るのはかっこ悪いと感じ、教材を探し始めました。DigitalRev TVの動画でカメラ撮影と機材の知識を身につけつつ、写真撮りまくるという学習プロセスを回し始めました。APS-Cとフルの違い、F値・ISO・シャッタの関係性の基本、三分割法などの構図の基本、固定最大絞り(固定最小F値)とそうでないレンズの違いについて学びました。学習に半年費やしたら、こんな写真が撮れるようになりました。まぁまぁマシになりましたね。

80Dのキットレンズが18-135mm F3.5-5.6だったので、これは18mmでは最大絞り(最低F値)がF3.5、135mmではF5.6だったので、フルマニュアルでも焦点距離を変えると設定が勝手に変わり、露光が変わっててイライラしていました。F4のズームレンズを買おう、ってなるのは自然な流れなのですが、私は「キヤノン大三元」の存在を知ってしまったのです。キヤノンの大三元レンズはフルフレーム(EF)、赤い輪がついてる最高級Lシリーズ、最大絞りF2.8固定の広角(16-35mm)、標準(24-70mm)、望遠(70-200mm)レンジの3本のズームレンズです。この3本のズームさえあれば、大抵の撮影に対応できるのです。完全に余談ですが、英語では大三元レンズは「The Hoy Trinity of Lenses」と言います。日本語では麻雀由来であるのに対し、英語は聖書由来ですね。
また、暗いところで撮影することがちょいちょいあったので、照明を考えるべきところをISOでぶんなぐろうとしていました。フルフレーム、上位グレードのお高いカメラを買えば高いISOでのノイズが少なくなるという知識を吹き込まれていました。フルフレーム一眼と大三元を揃えるという目標ができてしまったのです。半分論理で半分お気持ち…だって大三元あったらかっこいいでしょ!そして最高級のレンズを揃えることで、自分の技術が足りないのではなく機材が悪いという言い訳ができなくなるわけですよ。
EF24-70mm F2.8L II USM
ボディをフルフレームにいきなり買い換えられるとさすがに痛いので、まずはEFの標準ズームレンズを手に入れました。70-200mm F2.8L系が伝説のポトレ神レンズであることをまだ知らなかったことと、広角で撮影することが少なかったので、大三元を標準レンズから揃えていくことにしました。とりあえずつけてみて適当なものを撮ってみると…

すげぇ…F2.8すげぇ…このボケ味に一目惚れしました。一眼欲しい人あるあるですが、このボケによる柔らかい表現、被写体と背景の分離を求めている人が多いでしょう。この効果の度合いが被写界深度によって決まり、被写界深度は焦点距離と絞りによって決まります。前のレンズで135mm F5.6の設定でもぼかすことができましたが、焦点距離を変えると今度背景が変わってしまいます(焦点距離を変えると背景の圧縮効果が変わるため)。この背景を保ちつつこのボケを出す、という要求が出始めると札束で殴って明るいレンズ(= 絞りが大きくF値が小さい)を買うしかないのですね。
ズーム全域でF2.8が出せるレンズを手に入れ、学習を進めていくとF値を意識するようになったので、この時期から撮影モードがもっぱら絞り優先(Av)になりました。インターネッツで見つけた良さそうな写真の見た目をパクってみようという学習方法に切り替えはじめました。例えば、次の写真では、道を真ん中にして奥行きを圧縮し、前後の広域にピントが合うようにする、というよくみるストリートショットっぽいものを自分で撮ってみました。

EOS 5D Mark IV ボディ
2018年10月。会社に出勤するつもりが、いつの間にかカメラのキタムラのレジで一括払いキメてました…
5Dシリーズは高校の頃から知ってました。5D Mark IIは、動画撮影に改革をもたらしたカメラとして憧れていました。気づいたらいつの間にか5D Mark IV(通称5D4)が出ていたので、これにしました。5D RやRsほどの画質が必要なかったので、無印にしました。理想はもちろん1DX Mark II(通称1DX2)ですが…30万と50万は大きな違いです。当時は動画撮影や高速連写を求めていなかったので、5D4で十分だという結論に至りました。

APS-C機だった80Dからフルサイズに切り替えて、ダイナミックレンジが広くなり、ボケがさらに綺麗になりました。ISO 3200ぐらいまでノイズが気になることがなく、暗くてフラッシュが使えない場所では勇気出してISO上げられます。
ボタンのカスタマイズがかなり自由にできます。AE-ONボタンをONE SHOT AF(真ん中の1点のみ)、AF-Lock (*みたいなアレ)ボタンをAI SERVO AF(真ん中のグループ)に設定しました。シャッターの半押しを測光のみにすることで、AFポイントと測光ポイントを分離させることができ、素早くONE SHOTとAI SERVO間の切り替えができます。詳細は例えばこの記事を参照。
EF70-200mm F2.8L IS III USM
2018年11月。会社に出勤するつもりが、いつの間にかカメラのキタムラのレジで一括払いキメてました…通勤路を変えないと破産しますわ…
神レンズ。メルカリで中古品を一年近く見ていましたは、いつの間にか3型が出て、新品で買ってしまいました。早速、作例:

そして私がポートレートを撮るようになったのであります。

110-200mmレンジでヘッドショットの歪みがほぼなく、自然に見えます。とても綺麗に写ります。200mm/F2.8で離れた背景のボケ具合が最高です。
このあたりから教材はPeter McKinnon氏の動画とCreativeLiveのコースになりました。カメラの基礎から企画、ポージング、ディレクション、などなどについてインプットしまくってます。Peter McKinnon氏の動画や作品にめちゃくちゃ大きく影響されて、動画撮影にハマってしまいました。RONIN Sをいつの間にかポチってしまい気がついたら届いていたなどの事件が起きまくりです…
スピードライト 600EX II-RT
光は大事。スタジオライトやソフトバックスなどのアクセサリを揃えるのは難しいし、そもそも照明初心者として何を買えばいいか当時わかりませんでした。一旦スピードライトのみを買って、トランスミッタ、スタンドなどのアクセサリを徐々に買っていこうという作戦でした。結局、このスピードライト以外の照明機材は買っていませんが、イベント撮影ではこれのみでなんとかなっています。例えば、家でちょっとしたセットを作ってテストした結果はこちらです:

天井と後ろの壁からスピードライトの光を跳ねさせています。実践で、イベント撮影で天井からのみ光を跳ねた物撮りの例はこちら:

狭くて暗い、バーやクラブみたいな場所では、24-70mm 2.8とこのスピードライトでなんとかなります。そもそも、こういった場所ではライトを設置するのも難しいので、撮影スタイルが変わることはなさそうです。
EF16-35mm F2.8L III USM
これを買うはずだったのに、なぜか85mmを買ってしまいました。大三元最後の一本なのに何をしてんだ…
EF85mm F1.2L II USM
そしてなぜこれを買ったのかはっきりしていません。人物撮影に向けての準備で一旦買いました。F1.2Lにする必要性は全くなかったんです。フォーカスがめちゃくちゃ遅いし。しかし、1.2はロマンです。持つだけで価値が(個人的には)あります。B-Roll的な動画を撮ることに今後活用しつつ、ポートレートで使っていく予定です。まだ使えてないので、テストショットでお許しください:

ご覧の通り、ボケがめちゃくちゃ柔らかくて綺麗です。活用方法が見つかったらまたここで報告します。
まとめと今後の話
沼は深くて気持ちい良い!本業とできるだけ被らない趣味を求めた結果、このようにやばい沼にどハマりしました。でも、良い出会いが社内外に多くあって、後悔はないです。土日は大抵、撮影で出かけていますし楽しいです。1年と半年で機材をゼロから揃えて、ほぼゼロから学んできました。次のステップに進むべく、学習としては、ポージングとディレクションを中心にインプットし、構図力と想像力を高める方法を探します。1年後またどこまで成長できるか楽しみです。
5D Mark IVの動画性能は、1080pで最大60fpsで4Kは30fps(ただしMJPEGのみ)なので、スロー1080pと4Kで大きく負けています。4Kで1.7倍のクロップも悲しいです。最近は動画を撮影することが増えてきて、今は5D Mark IVで対応できていますいが、ひょっとしたらそのうち1DX Mark IIに手を出すかもしれません。あと、動画撮影でシネマティックな広角カットを入れたくなってきたので16-35をそろそろ買わないといけませんね。
大三元を揃えて、50mm 1.2Lを追加するかもしれないという予定でしたが、照明を駆使していい感じのスタジオっぽいポートレートや宣材写真が撮れるようになるために、先に照明を揃えていきます。ブランド選定の結果、Profotoにしました(ここツッコミどころです)。購入計画と機材詳細についてもまたまとめます。
ということで、今回の記事いかがでしたでしょうか。ツイッター等で感想を聞かせてください。最終的に出来上がったキット(残りの機材やアクセサリ含め)をこちらでもまとめていますのでよければご覧ください: https://kit.com/prog893/canon-full-size-photo-video-base-kit